約定通知 2005 9 21

 約定通知の遅れがあるそうです。
具体的には、こういうことです。
 9時3分頃、株価が予想外に上昇したので、
指値で、売り注文を出した。
板情報で見ると、すぐに「自分の売り注文」が、
買い注文によって、買われたように見えた。
 そこで、安心して、
今度は、別の銘柄の指値を直そうとしたら、
先ほどの銘柄が、まだ、執行中で、訂正可能な状態だった。
 知人は、「しまった。約定しなかった」と思い、
あわてて、指値を訂正し、利益確定をしようとした。
 しかし、株価の下落は、早く、なかなか約定しない。
やむなく、二つ下の買い板に、売り注文をぶつけた。
これが、9時8分頃だったと言います。
 今度こそ、約定したと思い、
注文約定画面を見ると、当初の9時3分で、約定していた。
9時3分から9時8分頃まで、あれこれ指値を直した苦労は、何だったのか。
知人は、怒っていました。

 こうした現象は、約定通知の遅れだと思います。
この銘柄を調べてみると、東証二部の銘柄で、出来高も普通で、
人気集中して、コンピュータの反応が遅れたとは言えないでしょう。
これもまた、実害はないでしょうが、システムトラブルだと思います。
 知人は、「9時3分に約定しているのに、
その後も、コンピュータでは、
9時5分にも、同6分にも、同7分でも、指値が変更できてしまうのが、
恐ろしいというか、プログラム異常ではないか」と言っていました。


































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